ソーラーでは、グリスを使用せず、高温、砂、ほこり、日射量の多い環境で高い耐食性を維持しつつ、低いメンテナンス頻度で運用されるという過酷な環境下で使用されます。当社のソルグライドベアリングは、このような状況に対応するよう設計されています。ソルグライドベアリングは、PTFE層を有する、グリスを必要としないUV耐性ベアリングです。バックメタルはステンレス鋼、亜鉛めっき鋼、アルミニウムまたは真ちゅうなどがあり、あらゆる種類の相手部品との接触腐食を避けることができます。
パラボリックミラーには、中央と両端の支柱にベアリングが必要です。これらの軸受の最大の課題は、過酷な使用環境、期待される寿命、信頼性です。通常、これらの集光型太陽熱発電 (CSP) 所は、構成要素の劣化を加速させる日射量の多い地域に建設されます。それに加えて、空気中の砂または高い塩濃度も影響を及ぼします。期待される耐用年数は長く、条件や機種によっては30年以上のケースもあり、メンテナンスが不要となることが理想とされます。ソルグライドベアリングは、発電所の運営に伴うトータルコストを削減し、同時に効率性と信頼性を高めることで、お客様をサポートします。
メンテナンス不要、非常に高い対候性、30年にもわたるの寿命への対応、構成部品の公差やミスアライメントの吸収、寿命にわたる低く安定した摩擦、高い使用温度範囲。
ソーラアプリケーションに最適なタイプは、NORGLIDE®M、NORGLIDE®TALC、NORGLIDE®Tです。
サンゴバンでは、開発のための多様なネットワークと、アイデアを形に、またそれを評価するために十分な設備や道具を有しており、それらを活用したオープンイノベーションの文化が根付いています。これにより、世界中のお客様の様々な技術要求に基づいて設計された部品を提供することができます。当社では、30年の寿命に相当する動作や摩耗、腐食などを試験によってシミュレートし、製品開発に役立てています。また、HACKATHONにおいて、お客様とこれを共有することによって、お客様がいつでも革新的であり続けることをサポートすることができます。
すでに180,000個以上のソルグライドベアリングが太陽熱発電所で使用されており、発電所の運営に大きな違いをもたらしています。