サンゴバンは設計エンジニアと連携し、システムの耐用年数にわたって、 HVAC コンプレッサーの効率性と信頼性を高めるソリューションを提供します。
コンプレッサーはACシステムのエネルギー消費の90%を占めます。効率性を高める上で、エンジニアはこのシステムに注意を払う必要があります。コンプレッサーに複合材の ノルグライドベアリング を使用することで、回転シャフトとフレーム間の潤滑剤として作用するポリテトラフルオロエチレン(PTFE)粒子がベアリングによって生成され、部品間の摩擦を低減させることになります。この効果は、測定でのコンプレッサーの効率向上として現れてきます。
これまでACコンプレッサーには、液膜形成のため定期的な注油を必要とする金属ベアリングが使用されてきました。けれども、システムの変速時やオン・オフ時に部品間の摩擦が生じ、コンプレッサーの効率や部品寿命の悪化を招いていました。お客様との連携を通じて、当社ではPTFE層を有する、より小型の複合材ベアリングを開発しました。当社の ノルグライドベアリング は、混合摩擦条件下で摩擦係数(COF)が大幅に低下します。これは初回始動時に顕著であり、コンプレッサーの耐用年数にわたり高い効率性と信頼性を維持します。